1920年 愛媛県北宇和郡吉田町(現:宇和島市)に生まれる
1941年 広島高工(現:広島大学)応用化学科卒業
旭硝子(株)入社、北九州工場勤務
1942〜46年 応召入隊、渡支、終戦帰国、退社
1946〜80年 愛媛県立高校化学教師歴任
在職中は化学実験に興味を持ち、全日本教職員発明展に毎年出品して
「内閣総理大臣賞」「通商産業大臣賞」をはじめ各種の受賞あるいは入選
1980年 高校定年退職後、偶々開設された今治市の公民館活動に参加して版画を始める。
版画の作成工程が基本的には化学実験と共通点もあり、素朴で詩情豊かな木版画に魅せられた。
作品は風景、静物などの多色木版が主で各地の美術展にも積極的に出展して入選賞も多数いただいている。
画歴
1980年 愛媛県展に応募し初入選 (以後、毎回出展)
1983年 作品つくろいがサロン・デ・ボザール展(東京)でテーマ賞”人間”を受賞
(以後、毎回入選または入賞)
1988年 日本の自然を描く展(東京)に初入選 (以後、毎回入選または入賞)
1992年 作品愁影がサロン・デ・ボザール展で”ゆとりの祭典大賞”を受賞しパリ招待
1995年 作品土塀が日本の自然を描く展で最優秀の”上野の森美術館賞”を受賞
1997年 個展(城山画廊、愛媛県今治市)
日本版画会々員推挙
1998年 作品藻刈がサロン・デ・ボザール展で”愛媛県知事賞”を受賞
1999年 5月16日から2日間、米国ビバリーヒルズに世界各地からアーティストが集まり
腕と作品を競い合うアートショウに参加し美術部門で1位の”ブルーリボン賞”を受賞
2000年 愛媛県大三島にて開催された 地域を描く美術展 で、作品神宿るが”近代日本美術協会賞”を受賞
2000年 10月20日から22日まで3日間、ロサンゼルスのサウスコートプラザで日本伝統工芸士の作品ショウに参加
2000年 作品架線工事がサロン・デ・ボザール展で”NHK会長賞”を受賞
2004年 住友電気工業鰍フカレンダーに12作品が採用される
2005年 葛Z術評論社の和風年賀状素材集「和の趣」に4作品が採用される
2016年 感ーアンドエー マテリアルのカレンダーに12作品が採用される